NHKの木曜時代劇をたまたま見たら、藤沢周平原作の「風の果て」をやっていました。以前に読んだ印象とかなり変わっていて失望したので、口直しに『藤沢周平全集』を引っ張り出してきて、読み直しました。やはり原作はいい!
一冊を読み始めたら、止まらなくなって、いま6~7冊めに突入しています。このままだと全二十数巻を読まずにはすまされない感じです。「金庸や梁羽生もいいけど、藤沢周平もやはりいいなあ」などと思っています。
そんなわけで、 『冰魄寒光剣』の紹介はかなり不定期になるかもしれません。
現代中国武侠小説の開祖ともいわれている梁羽生の小説を紹介しています。 残念なことに、梁羽生の武侠小説は『七剣下天山』が邦訳されているだけで、残りはまだ日本語訳が出版されていません。そこで、「天山系列」といわれる作品群を中心に、彼の作品を紹介していこうと思います。