入って来たのは、二人の宮女であった。
このあと、さまざまな波瀾万丈なできごとを折り交えながら、桂華生はネパールの国王を「天山雪蓮」で中毒から救い、白衣の少女=王女と結ばれるのであった。
いままで紹介したあらすじが、物語の約半分位です。この後もかなり良い場面があるのですが、著作権問題もあるので、このぐらいにしておきます。原文は、こちらなどから入手できます。
現代中国武侠小説の開祖ともいわれている梁羽生の小説を紹介しています。 残念なことに、梁羽生の武侠小説は『七剣下天山』が邦訳されているだけで、残りはまだ日本語訳が出版されていません。そこで、「天山系列」といわれる作品群を中心に、彼の作品を紹介していこうと思います。